歯を支える歯肉(歯茎)、歯槽骨などの疾患です。
犬や猫の場合ですと、虫歯はあまり無く歯周病がほとんどです。
まず歯と歯肉の間に歯垢が着きます。
そこに細菌が繁殖してしまい歯肉が炎症を起こして赤く腫れたり出血したりしてきます。
それに伴いよだれがひどくなったり、口臭がひどくなったりします。
さらに進むと歯肉、歯槽骨の退縮が起こり、歯がグラグラになり歯が抜けてしまいます。
歯周病は口腔内感染症にとどまらず、細菌菌体毒素が血流にのって腎臓や肝臓やなどに障害を引き起こすことがあります。
ペットの生命を脅かすことになります。
● 全身麻酔 : (1)、(2)の検査で麻酔可能なペットのみ
● 歯石除去 : すべての歯石を除きます
● 感染予防処置 : 抗生物質の投与